10.「信用創造」と「預金」

こんにちは。

暖かな日が続いておりましたら、ここ数日雪模様ですね。

 

 

こんな日は、無心になって自然の中を歩きたいものです。

 

とはいっても、寒い!

つい暖房の効いた部屋でパソコン画面を眺めています。

 

今回は「信用創造」と「預金」について考えてみたいと思います。

銀行の三つの役割。

1.仲介機能

2.決済機能

3.信用創造機能

3番目の「信用創造」機能と「預金」についてです。

 

 

信用創造の説明

 

 

(画像引用:進研ゼミ)

 

ブログを書くにあたり、15時間程度、各ブログを検索しました。

 

・高校参考書の説明
進研ゼミ「信用創造って何ですか?どんな仕組みですか?」

・全体的な概略
銀行による信用創造と無からお金を作り出す仕組

・歴史的に説明したブログ
詐欺か、錬金術か。ただの紙切れが「1万円札」になる本当の理由=吉田繁治

・「信用創造」のマイナス点を指摘
ネコでもわかる経済問題

・ロスチャイルド財閥と中央銀行の魂胆にまで及ぶ歴史的解説
中央銀行と民間銀行から「信用創造特権」をはく奪すれば70%の不幸は解決される!

ブログの書き手によって、信用創造の意味付けがずいぶんと異なるものだと感じました。

 

預金を持っていることの意味

 

 

長い間、勘違いしていたことがあります。

 

現金100万円をもって、銀行に行く。

「この100万円を預けたい(預金したい)」と言うと、

「預金通帳を作りますので、お待ちください」との答え。

 

 

私は当然のごとく、次のように思っていました。

・100万円を私は持っている。

・現金ではないが、通帳に100万円とかかれている以上は、私が現金100万円をもっているに相違はない。

 

ところが、どうも「100万円という現金を持っている」という感覚は正しくないようです。

正しくは、「100万円を銀行に請求できる権利証を持っている」にすぎないのです。

なぜなら、私が現金100万円を銀行に手渡した瞬間(現金と預金通帳と交換した瞬間)、100万円という肌に触れ目に見える「もの」は銀行の所有物になってしまうからです。

私の手に、100万円という「もの」はもはや消えています。

手の上には、「預金通帳」という権利証が残るだけです。

 

「私が預けた100万円を、この銀行の金庫にずっと保管しておいてください」
と言っても「ダメです」。

「私が預けた100万円を、私が買い物をするこのスーパーに貸し出してください」と言っても「ダメです」。

 

現金は無色となり、その他多くの預金者の現金と混ぜられてしまうからです。

 

私の100万円は、前述しました「仲介」「決済」「信用創造」に使われてしまいます。

 

信用創造に使われた場合、借入人に対し、銀行は「もの」である現金を用意することなく、通帳に「貸出1,000万円」と打電するだけです。

借りた側は、仕入れ先口座に1,000万円を通帳から振り込みます。

 

しかし、借入人は、1,000万円の内、800万円を仕入れ先口座に通帳から振り込み、200万円を現金化し自由に使っても良いです。

私が銀行に預けた100万円は、借入人の財布に200万円として化けることとなります。

 

証券会社で株を買う場合は、A社の株を買うと注文したのに、証券会社がB社の株を買うならば、文句を言えますね。

ところが、銀行には文句を言えません。

 

せいぜい、銀行の大株主になって、貸出先の基準に文句をつけるくらいが関の山です(大株主になるにはよほどの資産が必要ですから現実的には無理ですね)。

 

「預金者が現金を引き出す権利しか持っていない」

しかし

「銀行は信用を基に、銀行が選んだ誰にでも現金以上の額を貸し出せる」

 

なんだか腑に落ちません。

 

もしかすると、これこそ、小学校で覚えた「不公平」というものではないでしょうか?

 

 

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10.「信用創造」と「預金」

 

 

 

 

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