目次
1.トリクルダウン
2.高給取りのサラリーマンよ、ビールを飲んでください!
3.ピノチェト政権
1.トリクルダウン
(写真引用:ぐるなび)
安倍がトリクルダウンの効用を否定してからは、誰もトリクルダウン理論を語らなくなった。
需要を作る層は圧倒的大多数を占める中間層であるので、いくら上の需要が増え洋画が全体では消費は伸びない。
そもそも、供給しても需要がなければ景気は上がらない。
仮にトリクルダウン理論が有効だったとしよう。
上から滴り落ちる蜜は、下で飲んでも蜜は蜜だ。
しかし、その味は何層もの強欲の香りがするであろう。
それでも、蜜を味わいますか?
2.高給取りのサラリーマンよ、ビールを飲んでください!
サラリーマンに告ぐ。
晩酌のビールは、本物のビールを飲んでいただきたい。
発泡酒、第3のビールはやめよう。
350ml缶を3本飲んでも、税金は100円程度しか高くはならない。
(参考:毎日新聞2016年11月20日→こちらをクリック)
若干高い税金を払い、需要を喚起し、景気を上向きにしてください。
3.ピノチェト政権
不覚でした。
チリの軍事クーデターとピノチェト政権の思想弾圧については頭の隅にあったものの、ミルトン・フリードマンが主張する新自由主義を経済政策の柱としていたことは、このブログを書き始めて初めて知りました。
(「孤独なダンス(They dance alone )」でピノチェト政権の人権弾圧を批判したスティング)
チリワインのおいしさと安さに気をとらわれていただけでした。
そのチリワインもウイキペディアによると、
”アウグスト・ピノチェト時代には低く抑えられた賃金による農業セクターの拡大によりブドウ産業が拡大し、ワインの輸出が本格化した。”
とのこと。
無知に反省!