経済

目次

1.レーガンの呪術

・格差拡大
・レーガノミクス
・呪術経済政策

 

1、レーガンの呪術

 

格差拡大

 

 

新自由主義によって、格差が拡大するという。
その通りだろう。
利にさとい人は規制緩和を商いに結びつける方法に熟知しているだろう。
供給過剰ともいえる金融緩和で市場にあふれる現金の使い道も知っている。
知識・体験がない人との差は大きくなる一方だ。

実質的な収入が減った層は、財布の緒を締め需要が減る。
これでは供給過多となることはあきらかである。
この事態は、新自由主義を標榜する勢力にとってさえ、自分で自分の喉を絞めるようなものではないか。
なぜなら、自分が生産した物品なりサービスが売れないからだ。

ここで、40年前を振り返りたい。
自由主義を推し進めたレーガンの経済政策だ。

レーガノミクス

 

 

レーガンがとった政策は4つ。

1.軍事費の拡大
2.減税
3.規制緩和

一つ一つ思惑と結果を見ていこう。

1.軍事費拡大

思惑:「公共投資ともいえる政府支出を拡大する」
結果:「財政赤字を産む(軍拡競争に疲弊したソ連の崩壊を早めるというオチがついた)」

2.減税

思惑:「減税により、労働意欲が向上し、需要の喚起と投資拡大が見込まれる」
結果:「減税により、高金利となり民間投資が減る。海外からの投資が活発となりドル高を招き、輸出が減少し貿易赤字が拡大する」

3.規制緩和

この部分は不明である。
「レーガノミクス」で検索すると、ヒットしたサイトには「規制緩和」という言葉が必ず出現する。

しかし、規制緩和の具体例が見つからないのだ。
これは一体どういうわけなのだろうか?

情報が異様に多い時、逆に情報が限られている時ほど、裏になにかしらの意図があるものだ。
今後もこの辺りを中心に調べていきたい。

 

呪術経済政策

 

共和党大統領候補者戦を争ったジョージ・H・W・ブッシュがレーガンの経済政策を「呪術経済学(ブードゥー・エコノミー)」と揶揄したそうだ。

当時はともかく、現代は呪術はともかく、人々の気分で景気が左右される。
気分と景気の連動については、どこまで数値化されて検証されているかは分からないが、40年前に「呪術経済学」と名付けた発想には興味が惹かれる。