5.「国の借金」で検索しました。

前回のブログ「4.1000兆円の政府による借金」で、

次のことを書きました。

・「国の借金」と言うけれども、正しくは「政府の借金」だ。

・国民は「債務者」ではなく「債権者」だ。

 

 

 

本日、「国の借金」という言葉ででネット検索しましたら、

武藤貴子さんと仰るファイナンシャル・プランナー(AFP)の方の文章を検索上位に見つけました。

題名は、「国の借金1062兆円 「国民1人当たり837万円」の誤解」。

拝読すると、私のブログを100倍分かりやすくした内容でした。
こちらをクリック

 

文章修行がまだまだ足りないと気づいた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.1000兆円の政府による借金

こんにちは。

今日は肌寒い朝となりました。

今回は、素朴な疑問について自問自答形式で書きたいと思います。

 

 

疑問を持ったきっかけは、「国の借金は1000兆円ある。国民均等で割れば、一人当たり750万円の借金となる」としばしば聞いて奇異に感じたことです。

経済を専門的に学んだ方にとっては、幼稚な自問自答と感じられるかもしれませんが、こんな人もいるんだなと受け止めていただけましたら幸いです。

 

預金と借金について

 

Q.
私が銀行に100万円を預金するとは、銀行が私から100万円を借金することですね?

A.
はい、そうとも言えます。

Q.
私が銀行から100万円を借金するということは、銀行が私に100万円を預金するということですね?

A.
はい、そうとも言えます。

 

国の借金1000兆円の正体とは?

 

 

Q.
「国の借金」と聞きますが、「国」とは具体的には何者ですか?

A.
日本国政府のことです。すなわち、政府が借金をしているのです。
財政赤字の累積分を政府が借金しているのです。

Q.
政府が誰から借金しているのですか?

A.
政府は国債を発行することで現金を得ます。
この国債を政府から買うのは、日銀です。
日銀から銀行が国債を買います。
銀行から投資家なり個人が国債を買います。
すなわち、政府は銀行と投資家と個人から借金していることになります。

A.
国債を買っている銀行などは、国内の機関ですか?

Q.
はい、そうです。
日本の国債を買っているのは、国内の機関がほとんどです。

A.
政府が国内の機関から借金しているのですね。
では、日本という国が海外に対して借金があるわけではないのですね?

Q.
はい。政府が、国内の機関に借金しているだけです。
換言すれば、国内だけでお金(貸借)が動いているだけです。
貸し借りトータルでは、海外からの借金はありません。

国内の機関(その原資は銀行への国民の預金)が、政府に預金しているにすぎません。

なお、日本(官民合計で)は海外に対して約350兆円の対外純資産残高があります(
平成28年末時点)。

この額は世界でトップです。

財務省サイト→こちらをクリック

 

債務者である政府と債権者である国民との関係について

 

 

A.
変な言い方ですが、政府に預金する国民が偉くて、国民から借金している政府がダメなのですね?
国民は政府に対して堂々としていると良いですね?

Q.
はい、そうですね。
政府は国債を買ってくれる国民にお礼を言うべきですよ。
あるいは、1000兆円もの借金を抱えてすみませんと政府は国民に謝るべきだと思います。

仮に貴方が金融機関に100万円を預金しているとします。
金融機関が経営をミスして100万円を貴方に一時期返却できないとすると、貴方は金融機関に怒りますね。

同じように、政府に預金をしている国民が、政府の財政に対して強くものを言っても良いと思います。

A.
ならば、「国の借金は1000兆円ある。国民均等で割れば、一人当たり750万円の借金となる」ということを悲観する必要はないのですね。

Q.
はい、過度に悲観する必要はないです。

ただ、政府が歳入(収入)以上に歳出(支出)を毎年繰り返すという体質は褒められたものではありません。
国債の価格が下がりますから。
海外の機関からの日本への投資額が減りますので、いずれは市場が沈滞するでしょう。

 

もしも政府が借金を国民にすぐに返済する事態になったら

 

 

 

A.
制度上あり得ませんが、もしも国民が政府に対して1000兆円の預金をすぐに我々に返済しなさいと政府を突き上げたら、政府はどうするつもりでしょうか?

Q.
政府の子会社ともいえる特殊法人・独立行政法人に対する貸付金・出資金を取り崩すでしょうね。
すなわち、完全民営化してしまうということです。
(その分、官僚の天下り先がなくなるということですから、政府の抵抗は相当激しいことでしょう)

ただし、このことが良いかどうかは別問題です。
民間に任せるよりも政府が行う方が安全な業務はたくさんあります。
この辺りは、新自由主義の功罪を見極めなければいけないと考えます。

 

まとめ

 

1000兆円の「国の借金」というと、国民の借金のような錯覚に陥りますね。

そうではなく1000兆円は、「政府の借金」なのです。
国民は債権者であります。

したがいまして、マスコミも政府も「国の借金」という表現ではなく、「政府の借金」という言葉を使うよう改めて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

3.ピノチェト政権

不覚でした。

チリの軍事クーデターとピノチェト政権の思想弾圧については頭の隅にあったものの、ミルトン・フリードマンが主張する新自由主義を経済政策の柱としていたことは、このブログを書き始めて初めて知りました。

(「孤独なダンス(They dance alone )」でピノチェト政権の人権弾圧を批判したスティング)

チリワインのおいしさと安さに気をとらわれていただけでした。

そのチリワインもウイキペディアによると、
”アウグスト・ピノチェト時代には低く抑えられた賃金による農業セクターの拡大によりブドウ産業が拡大し、ワインの輸出が本格化した。”
とのこと。

無知に反省!

 

 

2.高給取りのサラリーマンよ、ビールを飲んでください!

サラリーマンに告ぐ。

晩酌のビールは、本物のビールを飲んでいただきたい。
発泡酒、第3のビールはやめよう。

350ml缶を3本飲んでも、税金は100円程度しか高くはならない。
(参考:毎日新聞2016年11月20日→こちらをクリック)

若干高い税金を払い、需要を喚起し、景気を上向きにしてください。

 

1.トリクルダウン

(写真引用:ぐるなび)

 

安倍がトリクルダウンの効用を否定してからは、誰もトリクルダウン理論を語らなくなった

需要を作る層は圧倒的大多数を占める中間層であるので、いくら上の需要が増え洋画が全体では消費は伸びない。
そもそも、供給しても需要がなければ景気は上がらない。

仮にトリクルダウン理論が有効だったとしよう。
上から滴り落ちる蜜は、下で飲んでも蜜は蜜だ。
しかし、その味は何層もの強欲の香りがするであろう。
それでも、蜜を味わいますか?